東濃の野草  

Vol.6


11年04月20日(水)
 東濃地方へはこれまで夏から秋にかけて訪問していたたけだったが、今回は初めて春の花を求めての散策。きっかけとなったのはあるサイトでコシノコバイモを見かけたことから。この花は静岡県で1度出会ったきりでその後は出会う機会もなく、自分にとっては幻の花に近い存在。現地へ行ってみると、花はあったもののわずか数輪だけ。それさえも花が閉じており、期待外れに終わってしまった。もう少し早い時期に行かなければ開花を見ることができないようだ。

タチツボスミレ タチツボスミレ シハイスミレ シハイスミレ
ニシキゴロモ

 目的地に至る山道ではこの地方ではあまり見かけないニシキゴロモの小群落があったり、マキノスミレ、タチツボスミレなどもよく見かけた。また、目的地の林床にはカタクリが群生しており、その間に初見の花であるシロバナナガバノスミレサイシンも数多く見られた。今回はカタクリもほぼ花期を終えて傷んだ花が多かったので、来年、全盛期に再び訪れてみたい。

カタクリ
コシノコバイモ シロバナナガバノスミレサイシン ホトケノザ


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