中濃・岐阜の野草  

Vol.5


10年10月5日(火)
 この場所へは、つい2週間ほど前に初めて訪れたところ。インターネットのとある掲示板にタヌキマメ、シモバシラなどが咲いていたとの情報を得て再度の訪問となった。2週間も経つとやはり様子が異なる。前回はカラスノゴマが群生していたのに、その場所はすっかり刈り取られて見る影もない。スズメウリもほぼ終わっていて、2、3輪が咲き残っていただけ。それに代わってミゾソバ、イボクサが勢いよく咲いていた。

ミゾソバ ミゾソバ イボクサ イボクサ
ツユクサ ツユクサ アオジソ ナガボノアカワレモコウ

 ツユクサも見かければついついカメラを向けたくなる花。レモンエゴマをたった1輪だけ見ることができた。ナガボノアカワレモコウは開花期間が長いらしく、今日も健在。前回は気が付かなかったのかまだ咲いていなかったのかは定かではないが、入口付近にカワラケツメイが数株あって、現地に着いたときにはまだ花を閉じていたけれど、帰る時間間際には開いてくれた。

カワラケツメイ
シロバナサクラタデ

 もう一つ驚いたのは、シロバナサクラタデ。"へえ〜、こん野草があったんだ〜"と思わぬ発見に手を叩きたくなるような気分。ただ散策路から遠かったので撮影には苦労した。探せばもっといろいろな花に出会えそうで、なかなか魅力的な場所。また季節を変えて訪れてみるのもいいかもしれない。

シモバシラ
シモバシラ

 この日のお目当ての花、その1はシモバシラ。たまたま現地でであったご夫婦と話していたら、2年ほど前に見かけたということで、わざわざ咲いている場所まで案内していただいた。他にもコシオガマが意外な場所でみられるとか、すく近くの探鳥スポットなど、得難い情報もいただき、感謝!。シモバシラを撮り終わって車の近くまで戻ってきたら、ようやくタヌキマメの花が咲き始めた。この花も日照と気温が開花に影響しているようだ。

タヌキマメ
ゲンノショウコ

 この日は予期した以上の成果があってホクホク。ボントクタデは、つい最近名前を覚えたばかりだったのに、先ほど出会った人にその名を尋ねられ、いかにも以前から知っていたかのように教えてあげた(笑)。下欄の最後に掲載した花は、シロネに似ているがどうも違うようなので尋ね花サイトで名を教えていただいた。確か、以前にも見たことがあるはずなのに時間が経つとすっかり忘れてしまう。○○は取りたくないもんだ(笑)。

ボントクタデ ボントクタデ サワギキョウ サワギキョウ
ヒヨドリジョウゴ ヒヨドリジョウゴ イヌガラシ オギノツメ


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