名古屋近郊・夏の野草  

Vol.4

08年8月17日(日)
 西三河の神社にマネキグサが咲くという情報を以前にネット情報で見たことがあって、つい先日行ってみたのだが見つけることができなかった。その後、花仲間から詳しい情報を得て再度出かけてみた。それらしき場所で地元の人に出会ったので咲いている場所を尋ねたところ、教えてはくれたものの、どうやらこちらの意図する花と違っていたようでここでも分からず。ひょっとしたら、と別の場所へ行ってみたら地元の人が総出で草刈りの真っ最中。その中にかろうじて刈られずにすんだものを見つけて撮影。

マネキグサ
キレンゲショウマ キレンゲショウマ レンゲショウマ レンゲショウマ

 次にこの日のお目当てのひとつ、キレンゲショウマを見に先日も訪れたエビネの森へ。先日見たときと比べると花は開いていたが、それにしては花が少し傷みかけている。せっかくの綺麗な花なのでちょっと化粧を施してみた。レンゲショウマはまだたくさんの蕾をつけていたのでこちらはもうしばらく咲き続けそう。藪蚊に悩まされながらなんとか撮影。

ヤブミョウガ ミズトラノオ ハゴロモモ ハゴロモモ
タヌキモ タヌキモ ベニイトトンボ ベニイトトンボ

 ここからは名古屋近郊の花。ミズトラノオは水田の脇の小さな湿地に群生していた。トラノオと言っても、オカトラノオはサクラソウ科、イブキトラノオはタデ科、ミズトラノオはシソ科とそれぞれに科が異なる。ハゴロモモは別名をフサジュンサイともいう。冬の探鳥でベニマシコを撮りに出かける池の一面に真っ白な花が咲いていた。タヌキモ、ベニイトトンボとチョウトンボは愛知万博の会場ともなったところの近くの池で撮ったもの。水面がキラキラ輝いていたのでチョウトンボを光の中に取り込んで見た。

チョウトンボ
アキノタムラソウ オオヒキヨモギ ハグロトンボ ヤブラン

 この日の初見の花は、キレンゲショウマ、ミズトラノオ、ハゴロモモ、タヌキモ、オオヒキヨモギ、それに、ミズオトギリ、ヒメシロネと7種類にものぼった。ミズオトギリは夕刻4時過ぎでないと開花しないと聞いていたので巡回コースの最後に予定を組んだ。現地へ着いたのは3時15分ぐらいだったので4時近くまで車の中で待機。オトギリソウの仲間のほとんどは花色が黄色だが、これは白地にピンクの筋が入っていて、形も小さく可愛らしい。

ミズオトギリ ミズオトギリ ヒメシロネ ヒメシロネ


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