名古屋近郊・秋の野草  

Vol.4

09年10月05日(月)
 日本付近に台風が二つ来ている。まだ今後の進路は定かではないけれど、その影響もあってか、今週は月曜日から金曜日まで雨マークが付いている。この日も午後から降り出すとの予報だったので、午前中に束の間の花散策へ出かけた。こんな状態では遠くへは行けないので、冬期の鳥見でお世話になっている里山を2か所回った。案の定、12時を少し過ぎたころからポツポツと雨。覚悟の上とは言え、ちょっと物足らない気分で帰宅。

アキチョウジ アケボノソウ ガンクビソウ ウリクサ
キツネノマゴ(白花) キツネノマゴ ヒレタゴボウ ヒレタゴボウ

 最初の場所では、"これ" といって目指す花もなく、ゆっくりと散策路を歩いてみた。ここで珍しい花に出会うとも思えず、とにかく日頃見慣れた花を素直に撮ってみようと思いつつ花を探した。山中ではアケボノソウが数株咲いているのを見かけたが、何故か全体に汚れていてパッとしないものが多かった。メインストリートともいえる散策路では、普通のキツネノマゴの隣に白花のキツネノマゴが群生していた。ウリクサ、ヒレタゴボウは畑地で見かけたもの。下欄のサザンカの同定は「このきなんのき」のお世話になりました。感謝!。

サザンカ サザンカ アキノキリンソウ アキノキリンソウ
ハナタデ フユノハナワラビ ツユクサ ダイモンジソウ

 花数は多くないけれど、ところどころアキノキリンソウが散策路脇に咲いていた。フユノハナワラビは昨年東三河を訪れたときに覚えた花。まだ青々としている。帰り道、薄紫色をしたツユクサを見かけた。柔らかで淡い色がなんとも可愛い感じ。何枚も撮ったがピンボケばかり(笑)。次にダイモンジソウを期待してもう一つのポイントへ行ってみた。あるにはあったが、すでに終盤。昨年と比べるとずいぶん花の進み方が早いようだ。

ダイモンジソウ



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