名古屋近郊・秋の野草
Vol.2
07年9月28日(金)
三河へは時々出かけていたが名古屋近郊へはこれまで疎遠だった。その理由は簡単で、単に花の咲く場所を知らなかっただけである。最近になって、名古屋から車で少し走るだけで里山があり、いろいろな花が咲いていることが分かってきた。灯台下暗しとはこのことを言うのだろう。
ふと思い立って、また海上の森と森林公園へ行ってみた。先日は雨に祟られたが今日は薄曇で絶好の撮影日和。とはいうものの、残暑が厳しく、昼前には気温が30度を越しており、まるで真夏のような暑さ。彼岸を過ぎれば涼しくなるとの天気予報もあてにならない。
ゲンノショウコ
アキチョウジ
ヤマジノホトトギス
ヒメジソ
ノササゲ
ママコナ
ツルリンドウ
海上の森は外周の散策路を中心に回った。まだ地理に馴れていないのでおいおい中心部にも行こうと思っている。ここではノササゲを初めて見た。一見してマメ科の植物と分かるが名前を調べるには少々手間取った。赤色の花が少ない中でママコナがよく目立つ。でも、咲いていたのはコース中ただ1箇所で、しかも2株だけ。そういえば、面ノ木ではとっくに咲き終わっていた。
アキチョウジ
ヒレタゴボウ
クサネム
ウリクサ
カリガネソウ。撮影日和だったので再度チャレンジした。
上の写真のウリクサから下が森林公園での花。先日は雨で撮影もままならなかったが、今日は心行くまで撮ることができた。それにしても、見れば見るほど不思議な形をしている。前回のタヌキマメといい、自然の造形にはいつも感心させられる。シマジタムラソウはほぼ終り。ヒメジソとイヌコウジュは良く似ていて見分けが難しいが、最も特徴的なのが鋸歯が片側に4〜6個でひし形。イヌコウジュは6〜13個でやや長めとあるから、写真はヒメジソとした。
ヌスビトハギ
ヒメジソ
シマジタムラソウ
タカサゴユリ