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伊吹山麓・3月の野草
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Vol.8
09年3月16日(月)
ここ数年、3月の彼岸の頃に霊仙山のミスミソウを見るのが山登りトレーニングの開始行事になっている。今年は暖冬気味とあって、昨年より一週間早い訪れとなった。霊仙山へ登ると言っても、1合目までなので山登りのうちには入らないかもしれない。ミスミソウは尾根筋の登山道脇にかなりの数が自生している。時期的にはちょうど見ごろのはずだったが、前日に降った雪のために地面にへばりつくようにして咲いていた。
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スズシロソウ |
スズシロソウ |
ホクリクネコノメソウ |
ヤマネコノメソウ |
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ミスミソウ |
登山口の岩肌にはスズシロソウが咲くが、訪れたときは気温が低かったためか、花が半開きの状態だった。霊仙山ではかなり長時間撮影していたものの、なかなか「これ」といった写真は撮れなかった。次に向かったのは山東野。伊吹野へ行く途中にあるのでまことに都合が良い。ただ、今年は早めに訪れたので、イワナシ、ショウジョウバカマ、シュンランは蕾の状態。ここで初めてタマゴケに出会った。
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ミスミソウ |
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タマゴケ |
シュンラン(蕾) |
ショウジョウバカマ |
ニオイタチツボスミレ? |
山東野は早々に切り上げて伊吹野へ。まず、スハマソウのポイントへ寄ってみた。もう盛りは過ぎて花が開ききっている。写真的にはお椀型をしているほうが表情があっていいのだが贅沢は言っておれない。点々と咲いている花の中からなんとか形になりそうな花を選んで撮った。ここではセツブンソウはさすがに終わっており青々とした葉が名残を止めているだけ。
この日は奥伊吹へも行くつもりであったが、山東野の様子から判断してあまり花を期待できそうもないので、最後にアズマイチゲの咲くポイントへ向った。細い路地へ入った側溝脇にはニリンソウがチラホラ咲いていた。アズマイチゲは最盛期を迎えており、天気にも恵まれて綺麗に咲き競っている。その傍にはヤマエンゴサク。ここで、人も知る伊吹の花ガイド?さんにバッタリ出会い、シュンランの咲く場所を教えていただいた。感謝!。
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ミヤマカタバミ |
ニリンソウ |
ヤマエンゴサク |
ヤマエンゴサク |
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オオイヌノフグリ |
ユリワサビ |
シュンラン |
シュンラン |