伊吹山麓・3月の野草  

Vol.20


14年3月24日 (月)
昨年のこの日、鈴鹿山麓でシロバナネコノメソウを撮影しているので「今年も」と同じ日に出かけた。ただ、今年は全般に花の開花が遅れているので果たして会えるかどうか少し心配な面もあった。結果は、危惧したとおり花はまだ固い蕾。こんなこともあろうかと、2カ所ばかり別の候補地を考えておいたので、まずは養老山麓へ。以前にここで綺麗なミヤマカタバミに出会った記憶を頼りに現地へ向かった。

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ ミヤマカタバミ ミヤマカタバミ ヒメウズ

この場所は風景的に撮ろうとするとロケーションはイマイチながら、小川のほとりやちょっとした広場のところに花が群生している。そこで水面の玉ボケを配したり、木立を入れたりしてなんとか雰囲気を出そうと試みた。満足とはいかないまでもそれなりに撮れたのでこれでヨシとしよう。次は伊吹野。キバナノアマナとスハマソウを期待して車を走らせた。

キバナノアマナ キバナノアマナ キバナノアマナ スハマソウ
スハマソウ

どちらの花もほぼ満開。キバナノアマナは段々畑の土手にかなりの数が咲いていた。しかし、周囲を見渡しても背景に適したところが見当たらず、言わば証拠写真程度の出来映え。スハマソウは杉林の中に咲いているがこちらは木洩れ日を入れたくてもコントラストが強く思うようにはいかない。まだセツブンソウが咲き残っていて、スハマソウの周囲はセツブンソウの葉ばかりが目立った。

スハマソウ



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