伊吹山麓・2月の野草  

Vol.5


09年2月28日(土)
 実は2月21日も伊吹野に来ていた。本当は藤原岳へスハマソウを見に行ったのだが生憎の雪で花が開いていなかった。午後には晴れるだろうと期待したが思うようにはいかない。そのまま帰るわけにもいかず、伊吹野へも立ち寄ってみたがやはりスハマソウは蕾が数株あったのみ。下欄の最初の4枚はその時に撮ったもの。5枚目からが2月28日に撮影した画像。

セツブンソウ
セツブンソウ

 天気予報では曇りがちの日になるとのことだったが、朝になってみたら快晴。この調子だと気温も上がりそうで、今日こそスハマソウとキバナノアマナをと意気込んで出かけた。この日は、ネット仲間のSさん、Lさんと一緒に散策。現地で知り合ったご夫婦も途中から加わり、私としては珍しく賑やかな野草散策となった。最初のポイントではセツブンソウが昨日の雨の名残を止めており、なんとかそんな雰囲気を出せないかと工夫してみたけど、難しい。

スハマソウ
スハマソウ

 次はいよいよスハマソウのポイント。一週間前までは「寒の戻り」で開花はしばらくお預けかなという状態だったが、いざ現地に着いてみると、あちらこちらに姿が見えた。ただ、花数は少ないように思えた。地面が杉の葉が敷き詰められたようになっていてその下に隠れてしまっているのかもしれない。東三河で見たときのような大きな株はなかったものの、咲き始めだけあって初々しい。

キバナノアマナ
キバナノアマナ

 次はキバナノアマナ。先週、一所懸命探してもみつからなかった花が、この日はアチコチに咲いている。たった一週間でこんなにも変わってしまうものかと驚いた。先日来の雨が成長を早めたのかな。この花の黄色を写真で忠実に再現するのは難しい。今回もやはりくすんだような色になってしまった。最後に「ひょっとしたら」アズマイチゲが咲いているかもしれないと、幽かな期待を抱いてポイントへ向かった。なんと、幸運にもあの真っ白な花に会うことができた。最後にセリバオウレンを見て散会。

アズマイチゲ
ヒメオドリコソウ ウメ オニシバリ かな? セリバオウレン


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