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奥伊吹の花
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Vol.4
09年4月19日(日)
タイトルは「奥伊吹の花」になっているが、この日は伊吹野を出発点に、奥伊吹、山東野をひとめぐりしてきた。そういう意味では「伊吹山麓の花」という名がふさわしい。ただ、この日のメインの心づもりをオオバキスミレとしていたので奥伊吹が代表の地。最近の花散策は、家庭の事情もあって昼近くに自宅を出発というのが多いので、この日も駆け足での花めぐりとなった。
まずは伊吹野。早春の頃にセリバオウレンを撮ったところへ様子を見に行ったら、なんと、今はイカリソウが大群生していてびっくり。ピンク色をした普通のイカリソウのほかに白いのも数多く見受けられた。キバナイカリソウかもしれないが、それにしては純白といってもよいほどの白さ。白い小さな花はコハコベかと近寄って見ればオオヤマフスマ。ほんのちょっと立ち寄るだけのつもりがかなりの時間をここで過ごした。
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クサノオウ |
オオヤマフスマ |
タチツボスミレ? |
ムラサキケマン |
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イチリンソウ |
ニリンソウ |
オドリコソウ |
ヤブニンジン |
次は奥伊吹へ向かう途中で、アズマイチゲの咲くところ。もうイチリンソウが見ごろを迎えているはず、と思って寄ってみたら案の定、ニリンソウとともに満開の時を迎えていた。オドリコソウも田んぼの土手にいっぱい咲いている。伊吹野は特に早春から初夏にかけて次々といろいろな花が咲くので眼が離せない。早春のなごりを漂わせる伊吹山の三合目へも行きたいのだが、時間がなくてなかなか行けない。
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ハルトラノオ |
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ミヤマキケマン |
ミヤマカタバミ |
ユリワサビ |
エンレイソウ |
奥伊吹に自分で見つけた花スポットがある。ここではハルトラノオ、ピンクのミヤマカタバミなどを見ることができる。ただ、場所が日陰になっているせいか、ミヤマカタバミが咲くにはほんの少しだけ早すぎたようで、やはり5月に入らないと見ごろを迎えないようだ。スミレ類も沢山咲いているけれど、いかんせん名前が分からない。セリ科の花もそうだが、同定が困難な花はついつい撮影を敬遠してしまう傾向がある。
奥伊吹でオオバキスミレが咲く場所は1カ所しか知らない。その付近にはイワウチワ、イワナシなども咲いているが、砂地の急な崖の上に咲くので撮るには大変。もう少し上まで行って山道を探せば大群生しているのを見ることができるだろうけど、この日は時間がなく、またの機会とすることにした。帰路はいつものように山東野を回り、イワカガミを撮った。帰りの高速道路では関ヶ原インターへ入ってすぐに渋滞が始まり、大垣を過ぎるまで続いた。例の土・日曜日の料金千円までという割引き制度の影響。
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イワナシ |
イワナシ |
イワウチワ |
イワウチワ |
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イワカガミ |