伊吹山八月の花  

Vol.10

11年8月26日(金)
 4日前にも伊吹山を訪れた。そのときの写真は何故かピンボケが多く、気に入った構図でも使えないものがあって悔しい思いをしていたので、今回はそのリベンジ。念のためローアングル三脚も持参したのだが、実際に使用したのはイブクコゴメグサでの撮影のときみで、あとはいつものように手持ち撮影。ただし、ピントを合わせるときにAFフレーム選択をその都度行ったためか、前回と比較すると多少ピンボケを減らすことができた。

キオン ミツバフウロ クサボタン クサボタン(白花)
イブキレイジンソウ イブキレイジンソウ イブキトリカブト イブキトリカブト

 クサボタンのような輪郭がはっきりしない花はカメラのAF機能があまり発揮できない。これがピンボケの原因かと思ってフォーカスをMFモードにしてみたのだが、やはりカメラはピントを合わせ辛いらしく、「ピッ」という合焦音がなかなか聴こえない。1枚撮影する毎に液晶画面でピントの合い具合を確認しながらの撮影で、これには多くの時間を費やした。それはともかくとして、イブキレイジンソウ、イブキトリカブトは前回よりかなり花数を増やしており、クサボタンも咲き進んでいた。

イブキコゴメグサ
マネキグサ

 特に力を入れて撮影したのはイブキコゴメグサ、マネキグサ、ヒナノキンチャク。そのかいがあってピントだけはなんとか使用に耐えそうな写真を撮ることができた。マネキグサを撮っているときにはすぐ傍をアブがひっきりなしに飛んでおり、防虫スプレーを腕や首筋に吹き付けて刺されないよう気を付けた。ヒナノキンチャクのポイントへ行く途中、ヤマカカシが登山道の直前を横切りヒヤッとした。ヘタに踏んづけでもしたら1巻の終りになるところだった。用心、用心。

マネキグサ マネキグサ ヒナノキンチャク ヒナノキンチャク
ヒナノキンチャク



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