東三河・夏の野草  

Vol.7

11年7月29日(金)
 伊良湖岬へは野山の野草が少ないときに行くことが多いが、今回は岩礁に咲く海浜植物を撮るのが目的。途中の道にあるハマボウが満開で、木を黄色く染めるほど花をつけていた。ただ、咲き終わった花も散見され、少しばかり時期が遅かったかなという感じがした。その傍ではマルバツユクサの大群落。こちらのほうは証拠写真程度の撮り方をしたのであまり見栄えは良くない。

ハマボウ ハマボウ マルバツユクサ マルバツユクサ
ハマナデシコ

 目的地へ着いてみると意外に花が少なく大丈夫かな? と少し心配になった。岩山を登り、海が見えるところまで行くと、あったー。ちょうど良い場所にハマナデシコが咲いていた。しかし、カメラを据えるスペースが狭くて窮屈な姿勢での撮影を余儀なくされた。惜しむらくは空が曇っていたこと。やはり青い海にピンクの花という方がはるかにインパクトがある。

ハマゴウ ハマゴウ ハマオモト(ハマユウ)
ハマアザミ ハマグルマ ハマナタマメ ハマナタマメ

 ハマゴウも満開。なんとかして海を背景にと、良さそうな場所を探した。広角レンズを持参しなかったので遠景が近すぎたかもしれない。もう少し遠くにあった方が海の広がりが感じられたのではないか。来年の宿題としよう。ハマオモト(ハマユウ)はそろそろ終わりがけという状態で、部分的に咲き終わって茶色に変色した花がぶら下がっていたりして、綺麗な花でしかも良い場所に咲いている花を探すのには苦労した。シロバナサクラタデは、数は少ないながらもう咲いているのには驚いた。

シロバナサクラタデ コオニユリ ハマボッス コマツナギ



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