東三河・夏の野草  

Vol.4

10年6月30日(水)
 野生のウチョウランは、盗掘などによって今では滅多なことでは目にすることができなくなってしまった。かねがね野草仲間からの情報などを頼りにいろいろ探してはみたものの、今まで1か所しかその所在を掴めなかった。ところが、つい最近になってもう少し身近なところにも自生しているとの情報を得て早速出かけてみた。自生地の心当たりは2カ所ぐらい。そのうちのどちらかでも出会えたらという期待を抱いて歩き始めたところ、ものの30分もしないうちに崖の岩肌に咲いているウチョウランを見かけた。

オオバノトンボソウ キンシバイ キンシバイ ヤブコウジ
ウチョウラン

 この場所は何度も歩いているにもかかわらず今まで目にすることが出来なかったのは、タイミングが合わなかったか、うっかり通り過ぎてしまっていたかのどちらかだろう。それにしてもなんとあっけなく見つけれたものかと嬉しい誤算。柳の下の2匹目のドジョウを狙って散策路を奥の方まで辿ってみたが空振り。沢の岸辺にヤマトウバナが群生しているのを見つけたものの、帰ってからPCで見てみるとほとんどがピンボケ。ギンレイカは風に揺られていたので上手く撮れなかった。

ウチョウラン ウチョウラン ヤマトウバナ ヤマトウバナ
シロバナニガナ ギンレイカ ムラサキニガナ ムラサキニガナ



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