東三河・春の野草  

Vol.26


11年01月31日(月)
 北陸、北日本では豪雪に見舞われている。その余波を受けてこの地方でも寒さが厳しく、春の訪れは遅かったと言われた昨年よりもさらに遅れており、本格的な野草散策ができるまでにはかなりの時日を要しそうな雰囲気。そんな中、コセリバオウレンの花便りが見られるようになった。それに、この日はチラチラと雪が舞っており、運がよければ雪中のコセリバオウレンやセツブンソウが見られそう。こんな日を待ちかねていただけに、まだ少し早いかなとは思いつつ出かけてみた。

コセリバオウレン
コセリバオウレン

 最初の目的地では、ネット情報のとおり花数が揃ってきていた。空は少し曇りがち。セリバオウレンは西向きの土手にあるためやや暗い。カメラのファインダーで露出をf5.6にしてシャッタースピードを確認してみると場所によっては8分の1、25分の1秒を示した。これではいくらなんでも手持ち撮影は無理なのでISO感度を800にセット。しばらく撮影してからセツブンソウが咲くお寺へ移動。入口に住職が立っていて、「今年はまだほとんど咲いていない。去年より2週間遅れているとのこと。少ない花でも無いよりはマシ。セツブンソウの周りには雪があったが、どうやらこれは先客が施したものらしい。

コセリバオウレン
セツブンソウ



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