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東三河・春の野草 |
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Vol.15
09年3月7日(土)
伊吹野が続いている間にどんどん花便りが届き、三河方面が気になっていた。東三河へはちょうど一か月ぶり。ヒロハノアマナやミノコバイモが咲きだしたことはBBSへの投稿もあって分かっていたが、そろそろハルリンドウもお出ましのはず、と思っていつもの城址へ。枯れ落ちた笹葉の下から元気のいい姿を見せてくれた。傍にはミツバツチグリ、ニオイタチツボスミレも小さな花をつけていた。
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ハルリンドウ |
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ミツバツチグリ |
ニオイタチツボスミレ |
カンアオイ |
キケマン |
次はミノコバイモ。風はちょっと強めながら空は晴れ上がり、暖かな日とあってもう少し人出があるものと想像していたけど、先客が一人だけ。去年より一週間早く来たにもかかわらず花はすでにピークに達しているようだった。周囲の草の背丈が低いこともあってか、昨年より花数が多いような気がした。とは言え、写真に撮るとなると花数は多くても「これ」といった花にはめぐり会えない。それをなんとか探しながら撮った。
ナズナを見たときは、「スワ、初見の花」と、一瞬喜んだが良く見ればお馴染みの花だった。ヒロハノアマナは天気のせいか、花の開き具合が5、6分咲きといった感じ。ここも先日朝日新聞で紹介されたのでもっとカメラマンが来ていると思ったけどやはり閑散としていた。もっとも、丁度お昼時とあって皆さんはお食事中かもしれない。ヒロハノアマナの大きな群生の中にその名のとおりたった一輪だけイチリンソウが咲いていた。
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ナズナ |
ナズナ |
ジロボウエンゴサク |
イチリンソウ |
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ヒロハノアマナ |
ヒロハノアマナ |
オキナグサ |
オキナグサ |
最後に向かった所の場所は東三河とは異なる。オキナグサの自生地の情報をいただいて現地に向かい、それらしきところに着いたのだが、肝心のオキナグサを写真でしか見たことがなく、どんな姿なのか分からない。花を求めて探しているうちに、花後の綿毛のように白っぽく毛羽立ったものを見つけた。何かと思って近寄ってみたら、なんとそれがオキナグサだった。花は深紅で美しい。咲いていたのは数輪だつたのでまた見てみたい。