東三河・春の野草  

Vol.12


09年1月20日(火)
 まだ野草シーズンには早いけど、伊良湖岬だったら何か咲いているかもしれないと思い、ダメ元で出かけてみた。晴れの予報に反して天気は曇り。東名・豊川I.Cを降り、渥美半島へ入ってからしばらくすると、道路脇のところどころに菜の花が植えられている。菜の花は田原市の「市の花」にも指定されているだけあって数も多い。さて、現地へ着くと出迎えてくれたのはコシロノセンダングサ。シロノセンダングサが標準和名のようだがここではこの名を採用しておこう。

菜の花 コシロノセンダングサ
アゼトウナ アゼトウナ アゼトウナ マツヨイグサ?

 海岸は相変わらず風が強い。この日は暦のうえでは「大寒」となっているが比較的暖かい。海岸に沿って花を探しながらゆっくり歩くと咲き残った花が随所に見える。真冬の海岸も捨てたものではないと思った。シャリンバイは崖の岩肌に咲いており、少し見上げたようなカメラアングルでしか撮れなかったのが心残り。「マツヨイグサ?」と、? マークを付けたのは、葉の様子が少し普通のマツヨイグサと異なっていて、はっきりしなかったことから。

シャリンバイ シャリンバイ ツルソバ ツルソバ
ハマアザミ ハマナデシコ ノゲシ ???

 散策路脇にコバノタツナミが咲いているのを見つけ、この2輪だけで何十枚も撮った。昼近くなってからいつもと異なる道を歩いてみたらハギクソウの群落に出会った。この花は、最近ネット仲間の掲示板で見たことがあり、気にはなっていたが咲いている場所がわからなかったものだけに、儲けものをしたような気分。

コバノタツナミ
ハギクソウ ハギクソウ 伊良湖岬 伊良湖岬


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