東三河・秋の野草  

Vol.7

07年10月21日(日)
 前日に引き続いて東三河の花巡り。三箇所ばかり場所を変えてみたが10月の終りともなるとさすがに花数は少ない。最初の場所ではナギナタコウジュが群生しているのを見た。これだけ多く咲いているところは他では見当たらない。アケボノソウも大きな群落を作っていたが何故か全般に背丈が低かった。環境のせいだろうか。エンシュウハグマは比丘尼のものと比べるとこぶりで、質素な感じだったので別の種類かと思っていたら葉の形からは紛れも無くエンシュウハグマ。これも環境の違いか。

アケボノソウ ナギナタコウジュ エンシュウハグマ カワミドリ

 二箇所を回ってなんとなく物足らなかったので、昨日通りがかった山へ行ってみることにした。山の中腹に登山口があり、細い山道を登っていくと、白いキクの仲間が道に沿って咲いている。花弁が少し下を向いているところからするとユウガギクだったのかもしれない。とにかくキクは種類が多くて名前を調べるのが大変。登山道を中程まで登ったところに思いがけずシモバシラが咲いているのを見つけた。このごろ、寄り道をすると意外な花に出会うことが多い。やはりいろんなところを歩くのが大切だと思う。

カワミドリ クサボタン ヤクシソウ ヤマハッカ
ツルニンジン シモバシラ コウヤボウキ ハキダメギク


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