東三河・秋の野草  

Vol.58

16年10月30日(日)
「東三河の秋」ときけばすぐに思い浮かぶのがムラサキセンブリ。一時その数を減らしたこともあったが最近になって少し回復の兆しが見えるのは喜ばしいことである。この日はやや薄曇りという願ってもない天気。撮影場所をここと決めて1カ所で粘ってみた。背景があまり良いとは言えないので、いつもの花風景写真を諦めてアップ気味の写真ばかり撮った。せめて脇役には何かをと思って傍らに在る石とか倒木を活用してみた。

ムラサキセンブリ
ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリは逆光の透過光で見ると色が冴えて美しい。この場合は開ききった花よりも蕾に近い花のほうが効果的のように思う。ただ、写真となると絞り値が難しく、いろいろデータを変えて何枚も撮ってそのうちから出来の良いものを選ぶ。背景が黒潰れしないようにできるだけ明るい背景を選ぶ。下の写真では光の当たっている葉を背景にして緑色を出してみた。

ムラサキセンブリ ムラサキセンブリ ムラサキセンブリ ヤマラッキョウ



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