東三河・秋の野草  

Vol.49

14年10月30日(木)
今回のメインの花はムラサキセンブリ。年の暮にはまだ少々早いがこの花を撮ると「ああ、今年も終わりか」と何がしかの感慨が胸をかすめ、過ぎし日の思い出などが甦る。野草シーズンということで言えば、せいぜいツワブキ、アゼトウナ、シオギクが残っているだけ。その後の撮影のターゲットは野鳥に移る。昨冬は冬鳥の飛来が少なく淋しい年だったが今年はどうだろう。

ヤマラッキョウ
ムラサキセンブリ

さて、ムラサキセンブリに話を戻そう。今年は花付きは良かったものの、いかんせん花数が昨年より大幅に減ってしまった。いつもお世話になる里山では例年ならば登山道脇にも多くの花が見られたのだが今年はさっぱり。それに花の色が少しくすんだような色をしていて写欲が萎えてしまった。その代わりヤマラッキョウがいつになく盛況で白花も数多く見れたのがせめてもの救い。ムラサキセンブリの撮影ではいつも苦汁を飲まされているだけに来年にまた期待したい。

ムラサキセンブリ



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