東三河・秋の野草  

Vol.29

10年11月16日(火)
 晩秋に入り、どうやら今年最後になりそうな三河路での花散策。よく訪れるWebサイトでアゼトウナが見頃を迎えているとの情報を得て、花が綺麗なうちにと伊良湖岬へ。この日は風が少々あるものの、比較的暖かで過ごしやすい日ととなった。自宅から現地までの所要時間は3時間余り。考えてみれば乗鞍岳までの所要時間とほとんど変わらない。愛知県内といっても遠いはずだ。

ウチワサボテン クコ クコ クコ
ハマアザミ コシロノセンダングサ ハマゴウ ハマゴウ

 伊良湖へ向かう途中の道で、海岸へ立ち寄ってみたらクコが花と実を一緒に見せてくれた。それと開きかけのウチワサボテンが1輪。これは初見花。やはり海辺では常に何かの花が咲いているので季節を変えて時々見て歩く必要があると感じた。目的地へ着くとハマゴウが僅かに咲き残っていた。花の数が少ないだけにかえって被写体選びに迷うこともなく撮れた。

アゼトウナ
アゼトウナ

 海岸の岩場では、情報のとおりアゼトウナが綺麗に咲いており、ロケーションにも恵まれて夢中になって撮った。道路上から俯瞰して海岸を眺めたときより、カメラのレンズを通して見た方がはるかに趣があっていいような気がした。ここでの撮影では、ほとんどの画像の使用レンズが10-22mmの超広角。もちろん絞り優先モードで、因みにF値は13〜16。これぐらいで近景から遠景までパンフォーカスに撮影することができる。

ツワブキ
アゼトウナ

 岩場にはアゼトウナに混じってツワブキもところどころに咲いており、こちらも今が見頃といった感じ。今、こうしてホームページ作成のために写真を並べてみて、水平線の位置がほとんど同じであることに気が付いた。とくに下欄の風景写真は見事に揃っている。意図的にそうしているわけではなく、偶然の結果なのだが面白い発見。

伊良湖岬
ネコノシタ ノブドウ ツルソバ ツルソバ



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