東三河・秋の野草  

Vol.25

10年10月18日(月)
 昨年、ネットで知った野草を何時か見に出掛けよう思っていたが機会を逸してしまった。"今年こそは"と、あるHPサイト管理者の方に咲いている場所を事前に教えていただき、探しに出かけた。自宅を7時に出発して現地に着いたのは9時少し前。場所の説明がなされているメールをコピーしてそれに地図を付加したものをプリントして持参。およその見当を付けてそれらしき場所を1時間以上もその姿を求めて彷徨したが結局見つからず。

クサギの実が落下した後の萼 ツルリンドウ マメアサガオ
ヒロハフウリンホオズキ ヒロハフウリンホオズキ エビスグサ エビスグサ

 これと言って行くあてもないまま、近くにある休耕田へ寄った。畑一面にヒロハフウリンホオズキとマメアサガオが群生しており、道路脇の側溝にはまだ咲き残ったエビスグサがあった。昨年はここにもサクラタデがあった記憶なのだが今年は何故か見当たらない。もう1か所の休耕田へも寄ってみたら、なんとこちにはサクラタデが大群生。その周囲を取り巻くようにクサネムが咲いていたものの、時折強く吹く風にあおられて撮影は四苦八苦。

クサネム クサネム サクラタデ サクラタデ
ヌマダイコン ヌマダイコン イヌガラシ イヌガラシ

 次にイヌセンブリのポイントへ様子を見に行ってみると、こちらは全く気配もなし。最近、誰かが花を探しに訪れたとみえて、土手には登った跡が残されていた。最後はムラサキセンブリが咲くいつもの里山。驚いたことに、ムラサキセンブリの株そのものがほとんど見当たらず、なんとか確認できたのは5、6株。東屋で休憩していたら70歳前後の男性が来て話しを交わしていたら、大阪からわざわざムラサキセンブリを見に来たという。開花は月末か来月早々になりそうだと言ったら、できるものならその頃に再び来てみたいとこことだった。

エンシュウハグマ



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