東三河・秋の野草  

Vol.15

09年10月01日(木)
 雨の合間を縫って東三河を走った。この日はいくつか見たい花があって、その度に場所を移動したので8か所も回ってしまった。こうなると写真の方はどうしても時間をかけられない。と、不出来の言い訳を前もってしておこう(笑)。サクラタデは咲き始めてから間がないのか蕾が多い。でも、こうした咲きかけの花もそれはそれで趣があっていい。マルバツユクサは道を挟んだ反対側の柿の下に群生していた。東三河は「マルバ」が多いとは野草仲間から聞いていたがどうもそのとおりのようだ。

サクラタデ
マルバツユクサ

 次はコシオガマ。この花を見るのは二度目。こちらにも咲いているとは聞いていたものの、今まで場所がはっきり分からなかった。去年のシーズンオフになってからこの場所を教えてもらっていたので、時期到来とばかり行ってみたら満開。もう入口付近から数株の花が咲いており、中に入って周りを見渡すと、アチコチに点々と咲いていた。草地には露に濡れたネコハギがツルをのばして他の草の間から顔を出していた。

コシオガマ
コセンダングサ ネコハギ メドハギ コシオガマ

 次の花はシモバシラ。ここはかなり有名になっておリ、花の時期の休日ともなると沢山の人が訪れる。その中には知った顔もチラホラ。今回はウイークデーとあって他には誰も居なかった。2か所あるうちの1か所は柵に囲われており、狭くて撮影しにくいところだが、もう1か所は広くて花数も多いので、ある程度花を選んで撮ることができた。ここからすぐ近くにいつも訪れる里山があり、ミカワマツムシソウを期待して行ってみたのだが、1株も見つけることができなかった。その代わり、刈り取られて無いと聞いていたナンバンギセルが数輪。

シモバシラ
ナンバンギセル オケラ エンシュウハグマ エンシュウハグマ

 ついでにイヌセンブリの様子も見てこようかと考えていたら、知り合いの野草仲間に会った。彼もイヌセンブリを探していたようで、"まだ早そうですよ"とのこと。それならばと場所を変えてカリガネソウのポイントへ向かう。時期的には遅いかなとも思ったがまだ2株咲いていてくれた。蕾の多さからするとしばらくは楽しめそうな雰囲気だ。そこから奥三河方面に向けて走り、8月末に訪れたことのある神社へ寄ってみたら、農道脇にウスイロツリフネが群生していた。

カリガネソウ
ウスイロツリフネ

 さらに奥三河寄りにある2か所の湿原へも立ち寄った。2つめの湿原では木道はかなり高い位置に敷かれているので下の花を撮るには腹這いにならなければならない。そこではウメバチソウ、サワシログク、キセルアザミなどのほか、ミズギクも咲いている。下の写真ではウメバチソウと一緒に写っているのがそれ。国道を元の方向へ戻ってアケボノソウのポイントへ。ここは草が伸びる間もないぐらい頻繁に草刈がなされるのでほとんどのアケボノソウは刈り取られていた。見られるのは高さが10cmにも満たない花ばかり。この後、前回訪れたアケボノシュスランの近くにあるはずのベニシュスランを探しに行ってみたが、またもやカラ振り。

ミゾソバ キツリフネ キツリフネ ウメバチソウ
フユイチゴ アケボノソウ アケボノソウ アケボノソウ


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