探鳥記録 2011-No5  


11年2月03日(日) 愛知県・名古屋市他
 さすがの厳しい寒波もようやく峠を越したとみえて、この日は暖かな日和。最初の予定では本市南部で猛禽類を撮りに出かけようと考えていたが、自宅を出るとき急に心変りして小鳥を撮りたくなった。もう数年来通っている公園の森の中の一角。ここには多くのバーダーが訪れる。現地へ着いたときは先客が一人。そのうち三々五々と集まり始め、やがで探鳥会の団体まで現れた。

クロジ クロジ アオジ アオジ
ソウシチョウ ソウシチョウ マヒワ ヤマガラ

 ここの探鳥地はいつも顔なじみの野鳥ばかり。長年ここに通っている人の話では、季節の変わり目などには渡りの途中の羽根休めのためか、珍しい野鳥を見かけることもあるという。しかし、今は冬の渡り鳥が主体。今年はマヒワが入っていて、それを目当てに集まって来る人も多いという。先日の大雪でいったん来なくなったそうだが、また戻っているらしい。下欄のカケスはこの場所で見るのは珍しい。幸い手ごろな木の枝に止まってしばらく撮影に協力してくれた。

カケス
タゲリ

 昼過ぎになって、やっぱり猛禽類の場所にも行って見ようと現地に向かった。一般道を走るとここからは約1時間の道程だが、時間の節約のためちょっと奮発して高速道路を利用。目的地は広々とした田園地帯。だが、こんな上天気にもかかわらず、お目当ての猛禽類にはとうとう出会えなかった。午後2時を過ぎ、さて、そろそろ帰ろうかと思ってゆっくり車を走らせていたら、タゲリが田んぼの真ん中辺りにいた。しばらくするとこちらの方にやってきて、やおら水浴びを始めた。それが終わると今度は羽ばたきのパフォーマンス。成果が乏しかったのでサービスをしてくれたのだろうか。

タゲリ
タゲリ

[ 今日見た主な鳥 ] 
 クロジ、アオジ、ソウシチョウ、マヒワ、カケス、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、タゲリ、タヒバリ、ケリ、ツグミ



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